☆〜「知的巨人」を目指せ！〜

　☆皆様おはようございます。《心の発展をアドバイス》する lincl-ide です。

　　１０日、１４日は「成人の日特集号」として、お薦め書籍をご紹介します。

◆未来をつかむ人生戦略『青春に贈る』　若者たちよ ― 居眠りをしていないか

　〜「知的巨人」を目指せ！２１世紀を先取りする「青春の方法」とは？〜
-------------------------------------------------------------
　★まえがきより

　　およそ青年が心の中で強く信じ、その実現を期待した事柄は、

　　やがて歳月を経て実現化するのである。

　　その間、うまずたゆまず、明るい心を持って精進を続けることだ。

　　★【目次】プロローグ　青春の方法／

　　　　　　　第１章　青春に贈る／第２章　職業選択の指針／

　　　　　　　第３章　心の王者を目指して／エピローグ　眠ってはいけない

　　〜未来の大鷲にも、飛べない雛の時代はあるのだ ― プロローグより〜
-------------------------------------------------------------
　第一章　青春に贈る　

　　１.自己確立への試練
　　２.青春期の心得
　　　１.思考の材料を集める　２.自助努力の精神　３.自分と周りを変えていく
　　　４.志を持ちつづける　　５.慢心への注意　　６.時間を耐える
　　３.知的巨人の要件
　　　１.トレンドを見抜く力　２.知的鍛錬　３.判断力　４.交渉力
　　４.情報のリストラと宗教的精神
　　５.新時代の職業選択　
　　６.宗教的基礎と二つの専門

　第二章　職業選択の指針

　　４.教育改革への提言
　　　１.公立学校の問題点―――結果平等　　２.飛び級制度の導入を

　第三章　心の王者を目指して

　　１.「礼節」―――国家統治の中心　１.国難の原因―――礼節の欠如
　　２.「智」―――学びの大切さ　　　１.「転ばぬ先の杖」としての知識
　　３.「仁」―――礼節を含む愛
　　４.「勇」―――決断と実行の勇気
　　５.徳ある人となれ
-------------------------------------------------------------
【内容の抜粋】

★第一章の青春に贈るでは、生き方の指針、心構え、青年への心得が、２１世紀の
　情報化社会を見据えて述べられています。これは多くの人の自己実現、人格向上
　への心の持ち方が的確に示された内容となっています。
　(著者は学生時代に１４００冊の書籍を読破しています)

　「これからの時代は、ますます情報や知識というものを中心とした社会になる」

　と、９年も前すでに、情報化社会への対応として「知的巨人」を目指せ！と
　述べています。さらに、情報のリストラ(再構築)について鋭い予見をしています。

　「あふれる情報のなかで、無駄なものを看破して捨てる」という仕事が出てくる。

　「日本の精神的土壌を耕す必要がある」(精神的レベルが低い)とも述べています。
　それは、日本が経済的繁栄だけでなく、真に精神的に価値あることを他の国々に
　教えるために必要であると。そのための勉強の仕方を提言しています。

　１．宗教的常識、知識を身につける。(人格の基礎としての精神的支柱が必要)

２．自分の専門領域を社会に対して、有用なレベルまで掘り下げる。(社会貢献)

３．自分の専門とは違う領域にも、もう一つの井戸を掘る。(複眼思考ができる)

〜これらによって、幾つになっても枯れずに働け、有用で有徳な人間になれる〜

★第二章の職業選択の指針では、成長する職種、就職難への対応は大いに役立ち
　ます。自分の進路に悩む人にとっては光明の章となることでしょう。

　今後伸びる職業では、安全性を高める業種、農業技術(バイオ)、情報産業など。
　そして時間が最大の資源だから時間を縮めるような産業はまだまだ伸びる。

　さらに、教育改革への提言では、最近やっと実現した飛び級制度の導入を、
　当時すでに明確に述べています。

★第三章の「心の王者を目指して」では、『礼節』の欠如が現代社会の混迷の
　原因であるとズバリと言い切っています。

　この『礼節』ある社会の重要性は、政治への提言でもあります。

　　　　〜「礼節を持たなければ、国民の信を失う」〜

　〜『礼節』なき社会、信仰心なき社会は、獣の世の中といってもよいのです〜

　そして、「礼節・智・仁・勇」を兼ね備えた「徳ある人となれ」と語っています。
　これは、孔子が説いた人間完成への道を、現代的に分かり易く述べています。

　　徳ある人になる！それは理想を求めることでもあります。(理想を愛する人)

　　　　ここに今後の私たちが進むべき方向、指針があると思います。

　　　最後に、「美女を愛する以上に理想を愛せよ」と結んでいます。
-------------------------------------------------------------
　★眠ってはいけない ― エピローグより〜　

　　　　若者たちよ、居眠りをしていないか。

　　世の不正や虚偽に対して、目をつぶりすぎてはいないか。

　　もっと勇気を出せ。正しいものを正しいと、言い切れるだけの強さを持て。
　　邪悪なるものを、邪悪なるものであると、断言できるだけの自信を持て。

　　　　仏弟子には、智慧と、勇気と愛が必要だ。

　　　　　　　断じて、眠ってはいけない！
-------------------------------------------------------------
【あとがき】より

　　人類の未来を創りかえていくのは、若者たちの力である。

　諸先輩の遺した事業を乗り越えていくことこそ、若者の使命である。

　あなた自身が幸福になることが、全人類を幸福にすることと一致する限り、

　成功するためには、明るく建設的な人生観と、健康生活、そして、努力の
　積み重ねが大事である。知識は成功のための最大の武器ともなるであろう。

【まえがき】より

　数千年の後にまで大きな影響力を残す、日本初の世界的思想家になることと、

　現実に全世界的規模でのユートピア事業を展開し、成功することが、

　私の現在の夢である。青春の心を失わない限り、この夢も必ず実現すると思う。

　　「心の中にいかなる種をまき、いかに工夫してそれを育てるか、

　　　これが人生成功の秘訣のすべてであるからだ」 ― 1996年1月

　====================================================================
　＊１４日の次号は「成人の日特集号」として、下記の書籍をご紹介します。